実践から化学を学ぶことを通して“自ら考え、自ら実践できる人材”を育成します

カラム!カラム!カラム!

有機化学では合成した混合物を精製する必要があります。つまり、不純物=汚いものを取り除きます。そのときによく使われるのがカラムクロマトグラフィー(通称カラム)です。シリカゲル(乾燥剤でよく使われています!)を有機溶媒に溶いて、ガラス管に詰めます。ガラス管の上から混合物を入れて(チャージといいます)不純物と分けます。今日、卒研生(4年生)がやっていたカラムは、アズレンを含んだ化合物を分離していました。あらら、アズレンは3種類(青、紫、水色)混ざっていたようです。研究生活は、こんな操作をしながら毎日が過ぎていきます。