ファインセラミックス研究室の茂野教授は、現在JICA(国際協力機構)の海外協力隊に参加されています。過去にも青年海外協力隊としてアフリカのガーナで活躍された経験もあり、技術者として世界へ貢献されています。第一弾はこちら
Selamat petang!(マレー語で「こんにちは!」)みなさんお元気ですか?応用化学生物学科の茂野です。
マレーシアに赴任してからはや6ヶ月がたちました。赴任してからしばらくはマレーシアの気候に順応するのに苦労していましたが、少しずつ体調もよくなり赴任地の専門学校での活動を本格的に開始しています。
私は7つあるコースのなかの機械材料コース(旧先端セラミックコース)に所属しています。高校を卒業した18歳以上の学生が入学してきます。1つの学年は20~30人で3学年あるのでコース全体でも70人程度の少人数制です。毎日あいさつをして学生の名前を呼ぶことに努めています。とはいえ日本人の自分にとってマレーシアの学生の名前はなじみがなく、覚えるのは大変で何回もまちがえました。でも、それだけでもなぜかお互いに親近感を覚えるようになります。どこの国に行ってもあいさつって大事ですね!そうこうしているうちにいつのまにかコース全員?の名前を覚えました。
あと、最初にいちばん驚いたのは全ての授業が英語ではなくマレー語で行われていたことです。学校内の掲示板も全部マレー語で書かれています。日本でもマレー語を2か月くらい勉強してはいたのですが、ネイティブの学生や同僚たちのものすごい早口のマレー語には全くついていけません。ですので今はマレー語で行われるセラミックスの授業や実習については同僚教員のサポートを行い、自らは英語で基礎化学や日本語を学生たちに教えています。しょっちゅう英語とマレー語が頭のなかでごちゃまぜになりますが、両方とも毎日少しずつ勉強中です。
だんだん生活のリズムもできてきたので、今後もぜひマレーシアでの生活を紹介できればと思います。Jumpa lagi! (ではまた!)


