実践から化学を学ぶことを通して“自ら考え、自ら実践できる人材”を育成します

卒業研究紹介「燃料電池」

竹本研究室では直接アルコール形燃料電池の研究を行っています。

調製した触媒をプロトン導電膜に塗りつけてホットプレス・・・、また、エンドプレートはアクリル板から切り出して・・・、と、部品ひとつひとつを手作りしています。
4月から研究がスタートしましたが、6月ごろまでは燃料漏れや内部ショートのため、できあがるのは 発電しない 燃料電池ばかり。

学生たちの努力と工夫によって、7月ごろにようやく 発電する 燃料電池をつくることができるようになりました。
動画はその一例です。左端に見える透明な正方形の物体が私たちの燃料電池です。
その後ろ側の、背が高く、上の部分が青い機器は燃料を送り込むポンプです。

燃料電池の作製技術を身につけた学生たちの卒業研究は、修行の期間を終えていよいよ本格化します。具体的な研究内容については・・・、ここでは秘密にしておきましょう。
本学の受験を考えている方々には、オープンキャンパスで方向性などを紹介できる機会があるかもしれません。どうぞお楽しみに。