実践から化学を学ぶことを通して“自ら考え、自ら実践できる人材”を育成します

【化学の基礎を点検する科目】 「化学基礎演習」

入学直後の1年次前期に、応用化学科教員の総力を結集して高校までの化学の総復習を行うとともに、今後の学習の基礎となる専門知識の導入を行い、計算問題を中心として論理的に考える方法論を身につけます。

入学時のレベルが大きく異なるため、履修者を入学直後に行われるプレイスメントテストの化学の点数によってレベル別のクラスに分けます。

学修内容は、初めの5回が

  • 「元素と原子、分子」
  • 「周期表、分子量、同位体」
  • 「分子量、物質量の計算」

次の5回が

  • 「化学反応と生成量の計算」
  • 「酸と塩基」

最後の5回が

  • 「モル濃度」
  • 「質量パーセント濃度」
  • 「中和反応と濃度、生成量の計算」

で、各5回の最後に共通問題でテストを行います。

テストの成績によってクラスの移動があったり、身についていない場合は、学生数名と教員とのほぼマンツーマンの授業や2年生の補助学生が参加しての授業が行われます。各テストの不合格者には再度学習させた上で再試験を行っています。最終的にはほぼすべての学生が合格しています。